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 616 :(1/3) :04/05/31 23:55 ID:3ERaLoMg

 彷徨う者「深淵の騎士殿は頭装備集めに凝っておられるのか。
       某も少し当たってみるか・・・・・」
 
 
 数日後。
 
 
 アリス「剣士様、貴方宛に手紙と荷物が届いていますわ」
 彷徨う者「おお、アリス殿、感謝する・・・・・どれどれ」
 
 
 『剣士殿へ。
  すまぬが、我らの島にはそう言った類の物を持っている者はおらなんだ。

  代わりと言っては何だが、この間怨霊武士殿から頂いた羊羹を贈ることにする。
 (注:モンスター寄り合い所スレにてそのようなやりとりがありました)
  騎士団の皆で食べてくれ。力になれず、すまん。
                                    亀将軍』
 
 彷徨う者「芋羊羹と抹茶羊羹か、これは美味そうだ。
       後で騎士団の皆を呼んで茶会でも開きましょうかな」

 アリス「その時には私もお手伝いいたしますわ」
 彷徨う者「痛み入る。さて、次は、と」
 
 
 617 :(2/3) :04/05/31 23:57 ID:3ERaLoMg
  『禿の大将へ。
  あんたの頼みとあっちゃあ断るわけにはいかねえ。

  俺の一番のお気に入り、海の男の誇りであるコルセアを贈る。
  ついでに下っ端や居候連中の分も一緒に入れてあるぜ。
  あと、髪の毛は大事にしろよ。
                              幽霊船長・ドレイク』
 
 
 彷徨う者「大きなお世話だっちゅうに・・・・・」
 アリス「コルセアは確かに良い物ですけれど、深淵様のお気に召すかしら・・・・・
     他は頭巾が二種類、普通の帽子もありますわね」

 彷徨う者「魂のリングに亡者のヘアバンド・・・・・某やカーリッツ殿への当てつけか?
       後は水中眼鏡に、このヒラヒラした布は?」

 アリス「ウェディングベールですわ。
     愛し合う男女が永遠の愛を誓い合う際に身につけるものと聞いたことがあります」

 彷徨う者「・・・・・騎士殿への贈り物にするには、少々無理がありそうですなぁ」
 アリス「・・・・・ですわね」

 彷徨う者「さて、これが最後か。鬼が出るか蛇が飛び出すか・・・・・」
 
 
 618 :(3/3) :04/06/01 00:04 ID:OHpsGmzW
  『前略、お爺様。
  近所の皆様から譲っていただいたものと、
  フェイヨンダンジョンの友人に頼んで集めていただいたものを贈ります。

  宜しければ、お立ち寄りの際に色々とお話を伺いたいですわ。
  どうか、お体にはお気を付け下さいまし。かしこ。
                               ソヒー』
 
 彷徨う者「ふむ、お嬢ちゃんも元気にしているようで何より」
 アリス「これはまた、ずいぶんとたくさんありますわね・・・・・
     この緑のレース、何かに使えないかしら?」

 彷徨う者「むぅ、こっちのムナックとボンゴンの帽子のお揃いで差し上げると致そうか」
 アリス「卵の殻に普通の帽子・・・・・ここら辺はちょっと微妙過ぎますわね。
      リボンはきっと喜んで頂けるでしょうけれど。
      看護帽と矢林檎は個人的に私が欲しいですわ・・・・・」

 彷徨う者「アリス殿も多忙であられるからな・・・・・

      この・・・・・『仮初めの恋』? 
      これなどは騎士殿も気に入るのではないか?」

 アリス「ですわね。猫耳はもう持っていらっしゃるけれど、
      これも色々と交換できるらしいから、きっとお喜びになりますわ」

 彷徨う者「この花は頭に刺すものじゃなくて口にくわえるものか。
       魂のリングは船長が贈ってきたものと同じもののようですな」

 アリス「残りは・・・・・・導火線に、停止表示板・・・・・
      び、微妙すぎますわ・・・・・」
 彷徨う者「律儀なんだか、天然なんだか・・・・・
       で、最後に残ったのは・・・・・」
 
 
 
 アリス・彷徨う者「『あれ』・・・・・?」
 
 彷徨う者「・・・・・多分、悪意は無いのだろうが・・・・・」
 アリス「・・・・・狙っても出来ませんわ、これは・・・・・」
 
 
 619 :(○口○*)さん :04/06/01 01:39 ID:KWHgpzzA
  亀島のdボはバカ花落すぜよ。
 
 
 620 :(○口○*)さん :04/06/01 04:15 ID:K9pnxcZC
  >>616
 GJ  周辺の話も盛り上がってきててイイ
 
 >>619
 じーさんが耄碌してたってことで。
 
 
 
 625 :616 :04/06/02 00:00 ID:2+0ofPxu
  >>619
 彷徨う者「耄碌しているとは」
 亀将軍「一体誰のことじゃろうのう・・・・・・」
 
 彷徨う者・亀将軍「くっくっくっ・・・・・」
 
 
 
 
 
 ゴメンナサイ モーロクシテタノハ ワタシデス_| ̄|○
 個人的にドケビのアフロがあれば完璧なオチになったのになぁと思う今日この頃。
 
 (;´−`)。○(あれって何でミストが落とすんだろ?)

 
 594 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/05/29 07:39 ID:VXlstElD
  
 理不尽な点を強引に解釈するスレ の整理がひと段落しましたので、設置しました。
  
  URLは>>561です。    
   
  >>564氏 指摘ありがとう。修正しました。たしかに目が疲れましたね(太字
  >>565の あぷろださん Linkありがとう。 こちらも新uploaderにも対応しました。
 

 630 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/06/03 17:36 ID:TAv2b6cu
  
 印象に残ったフレーズスレ の整理がひと段落しましたので、設置しました。
 
 URLは>>561です。

 634 :(○口○*)さん :04/06/04 02:39 ID:wMZuRiHQ
 >>630
 激しく乙なのだがスレ違いなヤカン


 638 :ミルク :04/06/06 18:04 ID:aPkHYT4z

 ミミック「アリス、メズラシイナ。ゲンキソウデ ナニヨリ」
 アリス 「ミミックさんもお変わりなく、なによりです
      ……ところでイリュージョン様は?」

 ミミック「イリュージョン、イマ オデカケ。
      ソロソロ モドッテ クルオモウ。ドウカシタカ?」

 アリス「先日、彷徨う者さんのお知り合いの方から
     珍しいお菓子を贈って頂いたので
     グラストヘイムの皆でお茶会でも、と思ったのですよ」

 ミミック「メズラシイ オカシ!?アリス!ワレモ オチャカイ イク!」
 アリス 「よろしいですよ」

 ミミック「…オ、イリュージョン カエッテキタ ミタイダ」
 イリュージョン「ただいまー…げ、アリス…」

 アリス「あらあら、そのように可愛らしい恰好で…」
 イリュージョン「そ、それはだなー わらわにも都合というものがだなーそのー…」

 ミミック「サイキン イリュージョン ショウニンニ バケテ ミルク カッテクルノダ」
 イリュージョン「ば、ばか!ばらすでないわ!」

 アリス「ミルクですか?」
 ミミック「イリュージョン、ヒンヌー キニシテルノダ」
 アリス「ああ、だからミルク
     …確かにイリュージョン様はいささか小振りですが
     …それが良いという殿方も…」
 
 
 639 :(○口○*)さん :04/06/06 23:50 ID:4j003VDw
  (*´д`)ハァハァ
 
 
 640 :(○口○*)さん :04/06/07 09:54 ID:JNVVLqh2
  >>638
 GJ!
 しかし片仮名が多すぎてちと読みづらい・・
 改行を少し多めにお願いしたいです
 でもGJ!
 

 646 :(○口○*)さん :04/06/08 13:14 ID:a1ghknkS
  >>509
 
   小さな女の子しか入れない様にサイズ直しだ!
           λ
          ( ) л    λ
     <||   λ / ̄ ∈ ( )
     /__ヽ ( ) || ̄      中型にならない程度に気をつけろよ。
      |#| ||  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 
 
   万が一の時、
     ジルタス様が着れないようなヘマを犯す俺じゃないぜ
           λ
          ( ) л    λ
     <||   λ / ̄ ∈ ( ) そんなこと考えてたのか。
     /__ヽ ( ) || ̄       さすがだな剣の。
      |*| ||  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 
 647 :(○口○*)さん :04/06/08 13:15 ID:a1ghknkS
  
   ときに弓の、鬼火が眩しいのだが。
         パッ л
      <||   / ̄ ∈ パッ
      /__ヽ   || ̄     剣のは我侭だな。
      | | ||  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 
   ・・・・・・
            л
      <||   / ̄ ∈
      /__ヽ   || ̄     ・・・・・・
      | | ||  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 
 648 :(○口○*)さん :04/06/08 13:19 ID:a1ghknkS
  
    \\\ <||
    (⌒\ /___ヽ
     \ ヽヽ.|#| |.|
      (mJ     |⌒/、     
       ノ__∩__ / /  
       ,―| .|― / /ヽ OKOK、頭取れたから。
   /\丿 | |_ ,   、__、   剣のマテ!落ち着けって!
  (___へ_ノ ゝ_(__)_ノ     / ̄ ∈
 
 
 
       λ OK。  
      ( )  ._   λ    ,;⌒⌒i.
 .     λ ∋  ̄ヽ( )ヽ (   ;;;;;)   ________
   <|| ( )   | | ̄,   と) (   ,,:;;;) .|      .|
  /__ヽ /⌒i  ヽ (   )| .| |/ |;,ノ  .  | コートの森.|
   | | || / /|    ||  ||   | / .,i  ..|_______|
     とノ  ̄ ̄||  ||   | | ,,i; ,,  . ,;⌒‖
        ,--―-∪,,, ∪   | |,,,;.     ,;i, ‖ヽ
       /_/ |  | ヽ      ,,  . ´ヽ  (,, ‖丿.,,,
       /ノ |_| |_|    ,,  ,,  .. ´ヽ  ‖,,, ..,
    ,--、 ̄     ,--、    ヽ .. ヽ丶,.ヽ.   ‖、,,
    `、_〉     L__ ヽ,
 
 
 なんとなくAAいぢってみたくなったので。
 お目汚しスマソ。
 

 652 :(○口○*)さん :04/06/09 15:08 ID:AdL3SwRH
  深淵たんがFWとかで相手に近付けないor追い付かないと
 
 「汗エモ」「無念エモ」出すみたいなんだが、

 これって普通に可愛くないか?
 
 
 
 
   可  愛  く  な  い  か  ?
 
 
 653 :(○口○*)さん :04/06/09 15:36 ID:1BMPecMn
  >652

 (´-`)・・・
 (゜д゜)!
 (*゜∀゜)−3
 
 
 654 :(○口○*)さん :04/06/09 18:23 ID:5QxTbUnx
  ΩΩΩ<な、なんだって〜〜っ!?
 
 この前、中庭内でテレポしたらアビスにばったり会っちまったのだが・・・・
 汗エモを出された日にはもうおとなしくヌッコロされたくなるな(*´ω`)
 
 
 655 :(○口○*)さん :04/06/10 17:00 ID:lvZFtmIa
  怒りエモも出してなかったっけ?
 何気にアビスたんはかなり表現豊かですな。
 
 
 656 :(○口○*)さん :04/06/10 18:20 ID:FahDDoQ9
   _n
 (  l     _、_
  \ \  ( く_,` )  当然このスレは仕事中にチェック済みですっ
    ヽ___ ̄ ̄   )  時計塔もお楽しみくださいっ
      /  癌  /
 
 いや、稀にツボを突かれると奴等にGJといいたくなる自分が悔しい
 
 
 657 :(○口○*)さん :04/06/10 19:00 ID:ykEknnAW
  いや癌呆じゃなくて重力の仕事だから。あんだーすたん?
 
 
 658 :(○口○*)さん :04/06/10 20:12 ID:ArJfmcGM
  どっちでも同じ様なもんだろ・・・
 
 
 659 :(○口○*)さん :04/06/10 21:27 ID:lvZFtmIa
  そういや新頭装備発表の時に
 「アビスの帽子」とか紛れ込んでたんだが・・・没ディスカー?
 
 
 660 :(○口○*)さん :04/06/11 00:53 ID:229tBHL5
  >>659
 それ確か何かの誤訳
 
 
 664 :(○口○*)さん :04/06/11 18:06 ID:sN+oQ6/a
 深淵の町娘
  →深淵のノビ子
  →深淵の剣士子
   →深淵の騎士子┬転生→深淵のノビ子ハイ
          |    →深淵の剣士子ハイ
          |     →深淵の道騎士子
          |
          └妥協→深淵の侍娘
 

 668 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/06/12 07:08 ID:alzZR5c9
  
  移転完了しました。
 
  ttp://kojosoko.s52.xrea.com/ro/index.html
 
 
 669 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/06/12 07:10 ID:alzZR5c9
  そしてURLミス…(しくしく
 
 ttp://kojosoko.s52.xrea.com/index.html


 671 :(○口○*)さん :04/06/12 17:51 ID:/OD3BEMx
  古城倉庫が出来たせいなのか最近書き込み少ないな
 ROM専門だったけど書き込んでみる
 
 
 672 :(○口○*)さん :04/06/12 21:05 ID:ed+rjXpi
  いや、なんというかこんな時期だしな?
 
 深淵様も鎧の中の蒸し具合、アリスも乾かない洗濯物に憂鬱になるわけだ
 
 
 「しかしどうにかならないのか・・・・」
 
 「アビスさん・・・・余りに蒸すからといってもそんなはしたない格好はいけませんよ?」
 
 「自分でもそう思うのだがな・・・・やはりこのほうが過ごしやすいのだ。」
 
 「私ならまだしも、他の殿方が御覧になったら何と申すのか・・・・」
 
 「そういうのならやはくその外套を乾かすことだな
  この前の、湿ったまま着せられたときのような事などはもう御断りだ」
 
 「だからと言ってそのような格好で戦う気なのですか?」
 
 「・・・・黒の下着のままでは流石に出陣るはずもないだろう。
  しかし、そのまま外套を上から着るというのなら少しは気が楽かも知れんな?」
 
 「まったく・・・御冗談を」
 
 
 
  GH|<吊
 

 673 :(○口○*)さん :04/06/12 23:14 ID:e8iahPwm
  らぐどっとBBS閉鎖でウツダシノウ
 
 
 676 :(○口○*)さん :04/06/14 13:01 ID:Z+bX8kxs
  >>673
 スレ違いだが、俺もショックだ_| ̄|○
 
 
 677 :(○口○*)さん :04/06/14 14:10 ID:6QZd/n4h
  理由がよく分からん。
 
 叩かれる理由なんざなかったのになぁ・・・
 著作権とかの問題だったのかな?(´・ω・`)
 
 
 678 :(○口○*)さん :04/06/14 14:40 ID:4mOHgV3f
 心が弱ってるときに掲示板に池沼が沸いたときほど
 サイト管理人にとってヘビーなことはないよなあ。

 まあ、あそこの掲示板は前々からそういう兆候あったわけだけど。
 

 で、結婚実装されたじゃねえですか。
 漏れの周りにも結婚したカップルが多いわけなんだけど、

 二次会で、新婚旅行で無茶な場所行って参加者諸共死ぬって
 イベントやったところも少なくないんじゃないかと思う。
 当然、騎士団に行ったカップルもいるに違いない。
 
 
 ウェディングドレス姿の花嫁を見て羨ましがる深淵たん。
 極秘ルートを駆使してドレスを入手し、夜な夜なこっそり試着して悦に入る深淵たん。
 それを見たカリツ侯、娘を嫁にやらんとする父親と化し、枯れた血管ブチ切れ。
 何故か粉砕されるレイド兄弟。
 
 
 すまねえ、オチまで考えつかなかった。
 

 679 :(○口○*)さん :04/06/14 16:37 ID:FoVF1+jX
  騎士様が夜な夜な純白のドレスを着て
 鏡の前でくるくるしているそうだ
            л
      <||   / ̄ ∈
      /__ヽ   || ̄     ほう、それは是非見に行くしかないな。
      | | ||  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 ところで、人間の古い例えに
 結婚前にドレスを着ると、婚期が伸びると聞いたぞ
            л
      <||   / ̄ ∈
      /__ヽ   || ̄     ・・・・・・何だと?
      | | ||  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
      沈      黙
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 
            л
           / ̄ ∈
             || ̄     剣の!首が!!剣の!!
      __  /    |⌒ i 
    /|   |\     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
  __(__ニつ/ ライドワード/__| |____
      \/____/ (u ⊃
 
 
 680 :(○口○*)さん :04/06/14 20:01 ID:zhoKe3kV
  
             [トー〜ーーi;
             ||:: よ. う .{;
     ┌─、     ||:. こ そ .{;
     ||  `\.    ||:..__ ..::::::{;
 .    \、  `\... .||/_l]ー〜'
        \、  `\ ||[::l]l| 
         \、  /^}{⌒人
        |l_,/l.\、/ノ_,\、..::⌒ヽ、
       / , ヽ、_ム{l]___ハヽ.... ..:::ヾ、_
       / ∧   /-イ 人..:::ゞ   ...,ゞ
       `‐'  ヽノ|;;;;;;〈l〈;;;;;;〉 .... ..:::ヾ(
  ───━━{i~~|_:::::::>_>::ゝ..::..ヾ て
          〈.r、_ ̄ ~  ̄_ヾ、_...::::(
          〈〈 |l|~~ ̄~|l| ̄|l|ヾ⌒
           ヾ |l|    /_l  |l|
            /_l      /_l
 
 
 ここへ〜
 遊ぼうよ〜パラダイス☆
 
 
 681 :(○口○*)さん :04/06/14 23:18 ID:GF2JPG+m
  >>678-680
 なんか流れにワロタ
 

692 :(○口○*)さん :04/06/17 11:47 ID:zw6iIszY
  http://www25.big.or.jp/~wolfy/test/read.cgi/ragnarok/1087072494/101,161,165,166,167,168,169,189,192
 
 これからは深淵たん、じゃなくて しんぷちたんと呼ぶことになりますた(´▽`)


 699 :(○口○*)さん :04/06/18 13:16 ID:SWqN4Lud
 「こらパトリシア! まえがみえぬぞ!!」
 古城グラストヘルムに静寂を打ち破る声が響き渡る

 「わらわよりずがたかいとはなにごとじゃ!」
 馬に乗っているにも関わらず、馬の頭で前が見えない

 愛馬・パトリシアは、いつもの事ながら申し訳なさそうに頭を下げる
 「よしよし さて、きょうもにんげんどもを――――」
 
 べち
 
 今日の目的を口にする前に、床とダイナミックにキスをした
 馬は頭を下げると視界が悪くなり歩けなくなる

 愛馬・パトリシアは、それでも健気に前に向かって歩いたため
 不安定になって落ちたのだ

 「ひぅ・・・えぅ・・・うっぐ・・・んぐ」
 泣き喚き散らしたいが必死で我慢する

 こんな姿を姉sに見られてはたまったものではない
 「ふーっ・・・ふーっ・・・ふーっ・・・」

 しゃくりあげる喉を無理やり押さえつける
 何とか大丈夫の様だ

 「にんげ・・・っん・・・どもをっ・・・やっつけ・・・っる・・・のじゃ」
 やっぱりまだちょっと痛い
 
 
 700 :(○口○*)さん :04/06/18 13:17 ID:SWqN4Lud
  落ち着くまで、それから30分はかかった
 愛馬・パトリシアの足にもたれかかって、アリスから貰ったキャンディーを頬張る

 「アリスめ、いつもいつもわらわをこどもあつかいしおって・・・」
 会うたび会うたびアリスはキャンディーをくれる
 今では腰から下げているおやつ袋がキャンディーで一杯になっていた

 「さて いくとするか ―――カリツ!」
 「―――御意」

 お目付け役のカーリッツバーグが音も立てずに現れる
 馬よりも身長が低いため、肩車をしてもらわないと乗れないのだ
 「こっ・・・こら! しっかりとささえんか!!」
 「お・・・お嬢! 暴れてはなりませぬ!!」

 しんぷちはとにかく体が小さい
 しかも服は姉sと同じ大きさの物を着ているため、ブカブカのブカブカだ

 鎧と兜だけでしんぷちの身長と体重を越えてしまうため(しかも鎧はカリツより重い)、
 肩車なんぞしようものならバランスが取れない
 「お嬢! 暴れな・・・暴れ―――あ」
 
 ごっ
 
 図らずしとも肩車式バックドロップが炸裂した
 
 
 701 :(○口○*)さん :04/06/18 13:17 ID:SWqN4Lud
  (超中略)
 
 馬に乗れた頃には、しんぷちの頭には大きなコブが2つ3つ出来ていた
 カーリッツバーグ達は至る所に包帯を巻いている

 「よいか、つぎまでにかたぐるまのれんしゅうをしておくのじゃぞ?」
 「やはりお嬢にはサイズ的にベリットに乗った方が宜しいかと・・・」

 「・・・・・・いま、なんというた・・・・?」
 「―――! あ、いや! 失言でした!!」
 思った事を口に出してしまう性格が災いしたようだ

 「ゆるさぬわ! ぶらんでぃっしゅしゅぴあーーー!」
 哀れかな、カーリッツバーグは今日も包帯に包まれての出陣となった

 「さて、ゆくぞパトリシア! きょうもにんげんどもをこらしめるのじゃ」
 「ブルルルルゥ・・・」
 「あ、こら、まえがみえぬではないか、あたまを―――」
 
 今日も鎧に包まれたしんぷちの改進劇は続く・・・
 
 
 702 :(○口○*)さん :04/06/18 13:22 ID:SWqN4Lud
  お嬢には→お嬢は _| ̄|●
 
 ぷちと言う事なので、ぷちっぽく書いてみました(ぉ
 書いてはいませんが脳内設定ではBDSを放つと落馬して顔面ダイビングします
 

 705 :(○口○*)さん :04/06/18 18:08 ID:Nbh2XJM2
  なりは小さくともBDSはBDS・・・・。
 
 でも命中率はあまりよろしくないのです。
 でも喰らってあげないとかんしゃくを起こすので、しんぷち
 に使えるカリッツは大変なのでした。
 

 706 :(○口○*)さん :04/06/18 18:16 ID:WCVSqJY3
 †「しんぷちさんおばんです^^(トテトテ」
 JK「アラしんぷちさん、ご機嫌麗しゅう」

 アリス「しんぷちさん御飯の支度できましたよ〜」
 本「シンプチ・・・シンプチ・・・!」

 カリツ「しんぷち殿、出撃ですぞ」
 零度兄弟「OK悪かった許してくれしんぷち様。」

 j「あと少しです、あと少しなのですよ しんぷちさん!!」
 血騎士「よぅ、しんぷちじゃねぇか!(゜∀゜)」
 
 
 
 
             [トー〜ーーi;
             ||::     ...{;
     ┌─、     ||:. (´・ω・`) .{;
     ||  `\.    ||:..__ ..::::::{;
 .    \、  `\... .||/_l]ー〜'
        \、  `\ ||[::l]l| 
         \、  /^}{⌒人
        |l_,/l.\、/ノ_,\、..::⌒ヽ、
       / , ヽ、_ム{l]___ハヽ.... ..:::ヾ、_   ・・・・・。
       / ∧   /-イ 人..:::ゞ   ...,ゞ
       `‐'  ヽノ|;;;;;;〈l〈;;;;;;〉 .... ..:::ヾ(
  ───━━{i~~|_:::::::>_>::ゝ..::..ヾ て
          〈.r、_ ̄ ~  ̄_ヾ、_...::::(
          〈〈 |l|~~ ̄~|l| ̄|l|ヾ⌒
           ヾ |l|    /_l  |l|
            /_l      /_l
 

 707 :騎士殿しんぷち化計画 :04/06/18 21:28 ID:Nbh2XJM2
  いや、待て。 まあ待て兄弟共。

 ここで新たに
 しんぷち なる新しい萌え娘を物語に登場させる事になんら異議はない。 
 むしろ歓迎すべき事じゃないか。
 
 だがな、その...、やっぱりな。

 俺はその、普段クールに振舞っている深淵タソが
 突然やってくる訳のわからんハプニングに振り回されるってのが好きなんだ。

 つまりな、その。 ありがちかもしれのだが。

 朝目がさめたら突然体が縮んでしまって呆然とする深淵タソみたいな
 流れは、ダメか? ダメか?
 
 
 
 
 深淵「・・・・・・・・な、なんだこれはーーーーーーー!?」(つづく?)
 

 708 :(○口○*)さん :04/06/18 22:33 ID:7DtvRw6H
  誰が知ろうか、我が主の本当の姿を。
 巨大な黒鎧の中の小さな少女その小さな胸の中の、さらに奥深くに密やかに眠る心を。
 
 敵のの命を奪うときでもその槍先は僅かにも揺れぬ。
 部下が薙ぎ倒されても眉一つ動かさずに対処する。
 戦場に置いては鬼神の如き、我が主。
 
 私が彼女の力量を認め、初めて背を許し、ともに出た戦場。
 敵の屍の山を見下ろしながら、夕日の中で僅かな言葉を紡いだ彼女の唇。

 外からでは兜に阻まれて気づくことすらできぬであろう
 その呟きを聞き取ったその時から、
 私の背はただ彼女の為だけのものになった。
 
 悪魔王であろうと死の王であろうと、この背には乗せぬ。
 そう誓うほどに彼女は強く、気高く、そして儚かった。
 
 例えこの身が果てようとも、私の魂は戦場をあなたと共に駆けよう。
 あなたが討ち果たしたものの無念や恨みも私が引き受けましょう。
 だから、主。
 いつか時代が変わったら、穏やかに笑える時代になったら、笑顔を見せてください。
 
 それまで幾星霜かかろうとも、私はあなたの為に駆けましょう。
 
 
 
 
 きっと深遠たんの馬は、深遠たんにゾッコンに違いないと妄想してみる。
 
 
 709 :(○口○*)さん :04/06/19 03:40 ID:WpA5wukP
  正直>>708に燃えた (1/20)
 
 
 710 :(○口○*)さん :04/06/19 06:42 ID:FcCmC5+U
  正直>>708に燃えた(2/20)
 
 >>707
 その設定いいな・・・
 しんぷちと深淵たんは違うってのもいいが深淵の体縮むってのもいい。
 
 
 711 :(○口○*)さん :04/06/20 03:25 ID:Nua66kp5
  |・ω・)<スレガトマッテル… ラクガキナゲルナライマノウチ
 
  コトッ
 |っ[ http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8323/sinen7.jpg ]
 
 |<剣者、弓者、しんぷちタソをタシーロシニイクゾ! ハァハァ
 
 
 712 :(○口○*)さん :04/06/20 04:05 ID:QsrRDHqI
  とりあえずの中の人キター!!
 相変わらずGJ!!
 

 713 :(○口○*)さん :04/06/20 05:55 ID:SWNfOmYB
  「しゅつじんするぞ!きゃりちゅ!!」
 
 「御意。(まだカリツと呼ぶこと叶わぬか・・)」
 
 「?・・何か申したか、きゃりちゅ。」
 
 「いえ・・・参ろうか。主よ。」
 
 ・・・ごめん
 幼少時代ってイメージがあったから
 アビス推定6歳、カリツ推定55歳なかたちにしたかったんだ
 
 
 714 :(○口○*)さん :04/06/20 09:16 ID:1lOLRo+U
  >713
 >しゅつじんするぞ!
 こっちの”つ”も”ちゅ”にして欲しかった。
 ・・・・・・言いたいことはそれだけだ!
 
 GJ(*´∀`)=3
 

 715 :(○口○*)さん :04/06/20 09:19 ID:NNf3GVFD
  >>699-700も良いんだが、
 やっぱり俺は>>707が言ってるような
 元々クールに振舞ってる深淵たんが縮んだって方がしっくりクル。
 
 
 
 私的に、深淵たん小型化にはジョーカーが関わってると妄想す。
 仮にも道化師なのであるから、対象の姿を変えてしまうことは可能であるはずだ(ぇ
 
 んーネタが思い浮かばん。とりあえず閃いたセリフでもカキカッキ。
 
 イビル「ジョーカー・・・悪戯が過ぎるぞ。」
 ジョカ「はっは、いいじゃないか。アンタこそ楽しんでるんだろう?」
 イビル「・・・。」
 
 アビス「爺、も、もう少ししっかり支えてはくれんか?」
 カリツ「っとと、老体には少々辛いものがありますな・・・。」

 アビス「もっとパトリシアに近付いてくれ、これでは届かんではないか!」
 カリツ「ぬ、主、動かないでくだされ・・・あ───」
 
 >>700式バックドロップ
 
 
 レイ剣「なぁ弓の。」
 レイ弓「なんだ剣の。」
 レイ剣「たまらんの。」
 レイ弓「ああ、たまらんな剣の。」
 
 
 
 スマソ吊ってくる
 
 
 716 :(○口○*)さん :04/06/20 09:49 ID:EA90XJhT
  それなら小型深淵たん と しんぷちさん両方用意すればいいじゃないか
 
 
 717 :(○口○*)さん :04/06/20 12:24 ID:7GjOO5SX
  >>716
 そのとおりだ。
 別に1個体である必要はなく、このスレにFAはないんだから。
 おのおのが萌えるヤツに萌えれ。自分はどっちもokDADADA(*´д`)
 
 
 718 :(○口○*)さん :04/06/20 14:35 ID:iSLOudYy
  >717の言うとおりだ。
 両方あれば両方萌えられるだろう?
 
  だ ろ う ?
 
 
 719 :(○口○*)さん :04/06/20 19:02 ID:NWhNlHbB
  >>716-718
 藻前ら大好きです('A**`)
 

 720 :(○口○*)さん :04/06/20 19:52 ID:Pme7l21K
  馬は子デザを代用でもするか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 やっべ、全て可愛杉('A*`)
 

 728 :(○口○*)さん :04/06/21 20:17 ID:5NacJYPE
 いつのころからかGH本城をり回り始めたしんぷちと呼ばれる存在。
 
 レイドリック達を従えて人間を追まわし、
 れいどりっく姉妹と仲良く頭装備を交換して遊び、

 アリスの作るケーキに大喜びをし、
 カリッツバーグと一緒にライドワードの話を聞きながらぐっすりと眠る。

 まるで小さな人間の少女のように。
 
 漆黒の鎧に身を包む騎士は、そんな少女の姿を見ると何故か胸が痛む。
 
 
 『なにを馬鹿な。
  私は闇の騎士、冥府を守る壁だ。
  あれが何ものでも関係ない、私は私の天命をまっとうする・・・・のみ。』
 
 最近たるみ過ぎたと自分を戒める。

 今まで集めた頭装備をしんぷちに譲り、
 まがまがしい仮面をつけて巨大な剣と漆黒の槍をしごいて愛馬にまたがり、
 侵入者に対し今までに無いほど強烈な闇の波動をぶつけながら戦いはじめる。
 
 心の中にわだかまるモヤモヤとした感情を、
 心の中に深く深く、切ないくらいに閉じ込めて・・・・・。
 



 そんなある日。
 目を覚ました彼女は、すっかり縮んでしまった自分の体に気づいた。
 
 「・・・・・・・・な!? なんだこれはっ!?」
 
 また一つ、時計の針が時を刻む。
 
 
 
 
 
 すまん、滅茶苦茶な電波が飛んできた_| ̄|〇
 だれか修正をキボンヌ。
 

 736 :(○口○*)さん :04/06/22 19:08 ID:plq3Odxp
  スレ住人の皆様にお伺い。
 流れをぶったぎる長文は萌え小説スレのほうに書くべきかな?
 
 
 737 :(○口○*)さん :04/06/22 19:33 ID:hbY8yGHY
  ここに書こうが
 ttp://fianel.web-zz.com/cgi/up/abys/upload.cgi
 こっちに載せようが
 君の魂の叫びを皆さんは期待しております。
 
 
 738 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/06/22 20:06 ID:4qGV5an1
  
  ソウソウ、ドチラデモ。
  (ソトボリ=シュウヘン4スレ ウメテルカラ オクレギミデ ゴメンネ)

 
  深淵たん萌えスレ用アップローダーの
 
   『 修行の地より 』 も きちんと対応(倉庫保管)しますヨ。
 
 
 739 :(○口○*)さん :04/06/22 20:14 ID:plq3Odxp
  では、お言葉に甘えてこちらに。

 アップローダに載せるほどの長さでもないので…
 萌えの方向が斜め上なのはスルーしてください_| ̄|○
 

 740 :(○口○*)さん :04/06/22 20:15 ID:plq3Odxp
 人を寄せ付けぬ、闇に最も近いと言われる魔の領域、グラストヘイム。

 夜の闇に鎖されているようなイメージもあるが、そんな場所でも朝は来る。

 そして、
 例外的に存在する眠りを必要とする者たちに一日の始まりが訪れる…はず、だったのだが。
 
 「イリュー!!オキロ、オキロ!!」
 グラストヘイム、修道院のとある一室。
 人の近づくことのできないその区画にて、けたたましい声が響く。

 人の声とは違うそれは、部屋の中のベッドに周りで跳ね回る箱から響いていた。
 「オキロ、イリュー!!オヤジサマ、マタオコル!」

 そんな騒々しい中でも、微動だにせずベッドの中で丸くなっているのは一人の少女。
 ダークイリュージョン。

 ダークロードの娘にして闇の上位魔族。の、はずだが、
 なぜかこの少女は人間とほとんど違わぬ姿かたちだった。
 すらりとした細い肢体とあいまって、その無防備な寝顔は年よりも幼く見えるかも知れない。

 そんな彼女に動く箱がじゃれつく様子は、
 傍から見れば微笑ましいものだが…当の本人、否、本箱は結構必死のようだ。

 しばらく跳ね回っていたものの、起きてこないと見るや覚悟を決めたらしく
 「オキローーー!!!」
 一際大きな声とともに、体当たりを敢行した。

 ミミックと呼ばれる彼の攻撃は、冒険者からも疎まれる鋭さがある。
 しかも、彼は全力であった。

 が。

 「ん〜…うるさぁぃ…わらわは眠いのじゃ…」
 さすがはダークロードの娘、ほとんど効果がなかったらしい。
 寝ぼけているのか、ぺし、と軽くミミックを叩く。

 …僅かな時間差の後、べきぃ!!と何かが壁に叩きつけられた音がした。

 「イリュー…オキ、ロ…」
 この場合、細身に見えてもダークロードの娘らしい腕力の彼女と、
 それでもまだ起こそうとしているミミック、どちらにさすがをつけるべきか。

 叩きつけられ、埋め込まれた壁から必死で這い出して、ベッドへ向かおうとするミミック。

 …3回跳ねるのが限界だったようだ…。
 そして、修道院の一角に静寂が訪れた。
 
 
 741 :(○口○*)さん :04/06/22 20:16 ID:plq3Odxp
  それからしばらくしてのこと。

 「シンエン、シンエン!!」
 「うん?ミミックではないか。」

 グラストヘイム、騎士団。
 自分を呼び止める聞き覚えのある声に深淵の騎士が振り返る。

 そして、途端に血相を変えて見覚えのある箱に駆け寄った。
 「ど、どうしたミミック、誰にやられたんだ?!くっ、手練の敵でも来たか…カーリッツ侯!」
 「ハッ!」

 阿吽の呼吸で今にも飛び出して行きそうな二人へを見て、今度はミミックが慌てる番。
 「チガウ、チガウ!!テキチガウ、ダイジョウブ!!」

 僅かの間に出撃準備を整えかけていた二人の動きが止まり、視線がミミックへと向けられる。
 「しかし、大丈夫ってお前…随分とぼろぼろじゃないか…ああ、蝶番も歪んでるし…」
 「ふむ、これはアリス殿に修理していただいたほうがよろしゅうございますな」

 そう言ってカーリッツ候が出ていくのを見送りながら
 「それで、一体どうしたというんだ、ミミック」

 ぼろぼろのミミックを両手にそっと抱え、労わるようにその表面をゆっくりと撫でる。
 気のせいか心地良さそうにしているミミックの口が開いて、顛末が語られた。
 
 「イリュージョン卿…あの御仁は何を…」
 ミミックの口から今朝の顛末を聞かされて、思わず天井を仰ぐ深淵の騎士。
 どんな強敵に襲われたのかと肩に力が入っていただけに、その脱力具合も一層のこと。

 「しかし、意外だったな
  …確かに最近はなにやらお疲れの様子だったが。お前もご苦労だったね」

 そういって箱の蓋を撫でてやると、ぷるぷるとミミックが小刻みに震えた。

 「クロウチガウ、イリュースキ、オコススキ」
 どうやら、今の動きは人間で言うところの首を横に振る動きだったらしい。

 「ダカラ、オコスヘイキ、イタイヘイキ。
  デモ、イリュー、オヤジサマニオコラレル、イヤ…」
 しょんぼりと蓋を閉じて黙ってしまうミミック。

 その様子をしばらく見ていた深淵は、そっとミミックを抱きしめた。

 「お前は本当にいい子だね…イリュージョン卿が羨ましいよ」
 突然のことに驚いたか、慣れていないのか、小刻みに蓋がぱかぱか。
 人間で言えば目をぱちぱち、だろうか。

 「心配はいらない。お前がちゃんと卿を起こせるよう、皆で考えよう、な?」
 そういって、ミミックへと微笑みかける深淵の騎士の耳には、
 こちらへと足早に向かってくるアリスとカーリッツ候の足音が聞こえていた。
 
 
 742 :(○口○*)さん :04/06/22 20:16 ID:plq3Odxp
  そして、再び朝がやってくる。
 「オキロ、イリュー、オキロ!!」
 今日も今日とて響き渡るミミックの声。

 ぴょんぴょんとダークイリュージョンのベッドの周囲を跳ね回り、起こそうと躍起である。
 が、やはり起きぬと見るや、今日も今日とて体当たり敢行。

 「オキローー!!」
 …やはり、効いた様子はない。
 「うるさぁぃ…」
 そして、もぞりとダークイリュージョンの腕が動き…空を切った。

 「…?」
 手ごたえのなさに違和感を覚えてか、ゆっくりと彼女の目が開く。

 と、そこには
 「イリューオキタ、イリューオキタ!!」
 喜びながら宙を飛ぶミミックがいたのだ。

 いや、正確にはゆっくりと降下はしているのだが。
 「ミ、ミミック?そなた、一体…」

 こしこしと、寝ぼけ眼をこすってよく目を凝らすダークイリュージョン。
 よく見れば、ミミックの蓋に見慣れないものがついていた。

 蓋に垂直に立つ軸と、それを中心に回転する曲線で構成された板。
 そう、ミミックの蓋にはプロペラがついていたのである。

 「オキタ、イリューオキタ!ヨカッタ!!」
 全身で喜びを表現しながら、プロペラ降下によってダークイリュージョンの膝の上に軟着陸。
 そう、深淵の騎士たちが考えたアイディアとは、プロペラをつけることだったのだ。

 人間がつければ飾りにしかならないそれも、箱でできているミミックには効果があったらしい。
 最初の一撃も、プロペラによってジャンプ力がアップして回避できた…ようだ。
 
 
 743 :(○口○*)さん :04/06/22 20:17 ID:plq3Odxp
  膝の上でぴょいぴょいと嬉しそうに跳ねるミミックを
 しばらく眺めていたダークイリュージョンが口を開く。

 「…ミミック…」
 「ン?イリュードウシタ?」

 蓋を斜めに傾がせながら尋ねるミミックを、もうしばらく見つめていた彼女は
 「…可愛い…」
 むぎゅ。
 腕の中にしっかりとミミックを抱きしめていた。

 「ム?イリュー、ドウシタ?」
 「しばらくこうしていても、良いかえ?」
 そう言いながら、しっかりと抱きしめている様子に、放すつもりなど毛頭ない様子。

 「モチロン、イリューガシタイナラ」
 そういって、大人しくその腕の中に納まるミミック。
 しばらく、静かな時間の流れた後、ミミックが再び口を開いた。

 「シンエンモ、コウシテクレタ。キモチヨカッタ
  …デモ、イリューノホウガ、キモチイイ」
 そんなミミックの言葉に、ダークイリュージョンの唇から小さな笑みが零れる。

 「ふふ、わらわも気持ちいいぞ?…ミミックや、覚えておくがよい
  こういうのを、幸せというのじゃぞ」
 「シアワセ…ワカッタ、シアワセ!」
 蓋がぱかぱか言っているのは、頷いているのだろうか。

 嬉しそうにしているミミックと、微笑みながらそれを見つめているダークイリュージョン。
 「そして、覚えておくがよい」

 あふ…と小さく零れたあくび。

 「幸せじゃと、眠くなるのじゃ…」

 ぽふ、ミミックを胸に抱いたまま、ベッドへと戻るダークイリュージョン。
 「イリュー、ネルナー!!オキロ、オキロ!!」

 そういってミミックがじたばたするも、その腕の中では満足に動くこともできない。
 しばらく、なんとか起こそうとミミックは頑張っていた。
 その頑張りは、ダークロードもわかってくれるであろう。

 しかし、数分後…部屋は静かになっていた。

 幸せそうな顔で眠るダークイリュージョン。
 そして、その腕の中で、本来眠りの必要のないはずのミミックが、眠っていた。

 グラストヘイムの穏やかな朝。
 優しく幸せな朝日が部屋を染めていた。
 
 
 744 :(○口○*)さん :04/06/22 20:17 ID:plq3Odxp
  後日談
 「それにしても、そんなものをどこでもらってきたのじゃ。やはり深淵殿のところかえ」
 「シンエン、チガウ。レイド」

 あの二人か…そう思うと、ダークイリュージョンからは苦笑しか漏れない。

 だが
 「アイツライイヤツ。モエ、モエ!!」
 いきなりミミックの口から出た言葉に、びしっと音を立てて硬直してしまう。

 「ミミックや…なんじゃ、その言葉は…」
 「レイド、イッテタ。モエ、イイコト。ダカラ、アイツラモエ!
  モチロン、イリュー、モエ!!」

 何も知らずに無邪気に喜んでいるミミック膝の上に乗せたまま、
 彼女は苦悩の表情でこめかみを押さえていた。
 
 「というわけで、少々騒がしくなるが、よいかえ」
 「そういうことでしたら、問題なく。むしろ私もお手伝いいたしますが」
 「貴公の申し出、実にありがたい。が、これはわらわの問題ゆえ」
 「承知しました。では、卿、どうぞご存分に」
 
 「なあ剣の」
 「なんだ弓の」

 「どうやら、やはり最後は我ららしいな」
 「ハッハッハ、当たり前ではないか。

  我らの出番なしでは、ク○ープの入っていないコーヒーのようなもの」
 「違いの判る萌者の黄金調合ということだな」
 「「流石だよな俺r」」

 「メテオストーム!!」
 …その日、アリスの掃除量は普段の3倍だったという。
 
 -fin-
 
 
 745 :(○口○*)さん :04/06/22 20:18 ID:plq3Odxp
  …書き込んでみたら長かった…レスの消費、申し訳ない_| ̄|○
 
 
 746 :(○口○*)さん :04/06/22 20:30 ID:Qb2QLPbi
  こうしてまた、このスレに新たな萌えが誕生したわけで。

 流石だよな>>745者。とてつもなくGJ。
 まさかミミックに萌える日がこようとは…w
 
 
 747 :(○口○*)さん :04/06/22 20:33 ID:19vf1zz7
  ラストワロタ (*´Д`)b<グッジョブ
 
 
 748 :(○口○*)さん :04/06/22 20:55 ID:fW1njV8b
  >>745
 イイヨイイヨー(*´Д`*) b
 ミミックの細かい仕草の描写がかわいらしくてヨイ!
 
 
 749 :(○口○*)さん :04/06/23 01:15 ID:ttBRiptm
  ああああああqswでfrgtyふじこlp;@:
 こんなミミックだったらテイムアイテムが青箱でも惜しくない
 GJ(*´Д`)b
 
 
 755 :740 :04/06/23 18:01 ID:D1SgdxHE
 ミミックが可愛いと思ってもらえて、本当に嬉しいです!
 特に、仕草の描写はがんばったところなので、
 評価してもらえて嬉しいやらほっとしたやら…。

 嬉しかったので、勢いに任せてさらに書いてみました。

 最初は、ミミックを書いたならライドワードも書かねば、ということだったのですが、
 書いてるうちに誰に焦点を当てたのかわからなくなっていったり。

 挙句、サイズはミミックの倍近く。
 さすがにこれは、ということでアップローダー様にお世話になります。
 皆様のお眼鏡にかなうことを願いつつ。
 
 
 756 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/06/23 19:17 ID:6gM5y52H
  
 
  uplorderさんが重力状態のようでしたので、倉庫の方で優先保管しました。
  
   それでは〜。
 
 
 757 :倉庫の中の人 ◆KOJO/2bUUU :04/06/23 20:02 ID:6gM5y52H
  
 >>756 は、修行の地より( ミミック&ダークイリュージョン卿)の話 と 
        755さんのライドワードの話のことです。
 
  画像関係は、uplorderさん頼み=分業。
 
  文章の整理がついたら、画像方面も考えます。 旦~
 
 
 758 :(○口○*)さん :04/06/24 00:01 ID:JownRSN5
  >>740氏キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!

 深淵たんだけじゃなくて、脇役の描写が細かくてイイ(・∀・)!
 文神に猛り狂う俺の萌え心をなんとか汁!

 なんかもうミミックもライドワードも倒せなくなっちゃうZE!
 

 759 :740 :04/06/24 02:22 ID:PiZ0cHSI
  何か電波きたので置いていきますね。
 箸休めにでもなればということで。
 
 
 「ライドゲンキカ、ライドゲンキカ!」
 「…」
 「オレゲンキ!オマエモゲンキヨカッタナー!!」
 「…、…?」

 「コレカ?レイドクレタ!アイツライイヤツ、モエ、モエ!!」
 「…!…、…」
 「コレツケル、オレハネル、フワフワ!!ライドミタイ!」
 「…、…」

 「ム…ズットハトベナイ、シカタナイ」
 「…」
 ぱく、ひょい、ぽす
 「オ?オオー!!ズットフワフワ、ライドイイヤツ!!モエ、モエ!!」
 「…、…」

 「コンド、アリストイッショニ、ライドニハタキカケル!マカセロ!!」
 

 「まあまあ、ライドワードさんとミミックちゃん、相変わらず仲がいいみたいですね」
 「そうだな…それにしても、ミミックのやつ、随分プロペラが気に入ったみたいだ」

 「あれからずっとつけてるみたいですものね。
  …ふふ、ああしていると、本当にミミックちゃん、プロペラで飛んでるみたい」

 「今日はライドワードも随分とご機嫌みたいだな。ああして誰かを乗せるなんて珍しい」
 「私もミミックちゃんみたいに軽ければ、乗せてもらえるんでしょうか」

 「ふむ」
 ひょい

 「きゃっ、あ、アビスさん?」
 「ああ、いきなりすまん。…だが、アリスも十分軽いと思うのだがな」
 「そ、その、アビスさんが力強いからそう思うだけじゃないでしょうか…」

 「む、そうかな?…と、いつまでもこうしてるわけにもいかんな」
 「あ、あのっ!…も、もう少しこうしてもらっていてもいいでしょうか…?」
 「それは構わんが…」
 「ちょっと恥ずかしいですけど、なんだかお姫様になった気分なんですもの」

 「…すまん、そういえばさっきカーリッツ候に呼ばれていたのだった」
 ぎゅっ
 「だめですよ?構わないっておっしゃったのはアリスさんなんですから」
 「し、しかしだな、その」
 「ふふ、ほっぺ、真っ赤になっちゃってますね♪」
 
 
 760 :(○口○*)さん :04/06/24 09:21 ID:NsVetH+A
  >>759
 |<下から三行目の所、アリスさんではなくアビスさんなのでは…と突っ込んでみる。
 

 761 :761 :04/06/24 23:54 ID:HcvNLCXe
  長いの行きます。
 
 
 762 :(○口○*)さん :04/06/24 23:55 ID:MB4MrxtA
  よっしゃこい━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!
 

 763 :761 :04/06/24 23:57 ID:HcvNLCXe
   人の気配をしない庭に蹄の音だけが響いている。
 「ふぅ・・毎週この時間はここも穏やかなものだな。」
  週に一度、人間が城に訪れない日が存在する。

  それはこの城の誰もが休息の日と呼び、
  深い眠りに付くものもあれば、次の戦いに備えるものもいる。

  そんな中、
  彼女だけはいつもと変わらず周囲の警護を止めようとはしないのだった。

  ただ、彼女の剣をいつもぴかぴかにしておきたいというアリスの強い要望により
  武具の一切をアリスに預けているため、

  代替として最近レイド兄弟からもぎとっ・・いや譲り受けたオペラ仮面と
  いつもの黒装束を纏っているだけだった。
 
 「さて、戻るとするかな。」
  そう手綱を握り、愛馬の向きを変えようとした瞬間、空から飛来するものがあった。
  飛来したそれらは、彼女の後ろに方膝をつく。

 「ケヒヒヒー、深淵の旦那ぁ、やっと見つけましたぜぇ」
  布袋を被った彼らには、騎士の今の姿は見えていない。
  彼らは周囲の気配を察知することで、それが騎士だと認知しているからだ。

 「・・・何かあったか?」
  口が悪く、ましてや自分を旦那呼ばわりする輩を
  正直薙ぎ払いたくなるが、あいにく今は武器が無い。
  深呼吸の後、声を抑えて訊ねる。

 「妙なモンが落ちて居たのを持ってきたぁんすよ。
  いやね。さっきまでいた人間が落としていったんですがね
  ちとこれがうちらにはどーにも・・・」

  そういって差し出されたのは皮をなめして出来た鞄。
  いわゆるリュックというものだが

  閉じ紐が幾重にも結ばれ、大雑把で不器用なガーゴイルたちには
  中を見ることが出来ないらしい。

 「とりゃーずうちらには無用なものと思われんで
  アリス嬢に土産としてもってってつかぁさいや。」

  そういって手渡されたその鞄は、心なしかずっしりと重く
  片手で持つのも億劫なため背中に背負い込んだ。

 「さて、うちらはまたこのあたりをうろうろしてますんで」
  そういうと彼らはまた陽の昇らない空へと姿を消していった
 
 「貴公達も少しは休め・・・。」
 そういいかけるも届かない命令を押し殺し
 彼女も城へと手綱を向けるのだった。
 
 
 764 :(○口○*)さん :04/06/24 23:59 ID:HcvNLCXe
  「そうですかー、それでもらってきたんですか。」
  場所は変わってここは騎士団の一室。

  黒い鎧を丁寧に磨くアリス と 横で瞑想しているカーリッツ卿
  ・・まぁ彼の場合は瞑想というよりも意識が飛んでいるだけなのだが。

 「ところでその中身、何が入っているのだろうな」
  アリスに対し持ってきたとはいえ、中身が気になっているらしい。
  警護の後の沐浴も厳かに、濡れた髪を布で無理やり纏め上げている。

 「ですがこの鞄は人間の持ち物ですよな?ならばそんなに期待するものもないでしょう」
  さっきまで部屋の隅でほうけていたカーリッツ卿も
  いつの間にか二人の前に腰を下ろしていた。

 「・・・まったく。近寄る気配がないというのもなかなか厄介な従者だな。
  まぁいいか・・・ん?」

  そこにある違和感。壁がぼんやりと他よりもぼやけている。

  目を凝らすとゆっくりと実体が浮かび上がってくる。まるで衣がはげていくように
  すべてがはっきりとしたころに、見慣れた一対の鎧が
  何故か体育座りでこっちをじっと見つめている。

 「まずいぞ、剣の。騎士さまがずっとこちらを見ているぞ」
 「はっはっは。何を言っているんだ弓の。
  スモーキーCで隠れた我々を騎士様が見つけられるわけないじゃないか。

  それよりも見てみろよ。あの濡れた髪、至極ものではないか、なぁ弓の。」
  そういった彼の視界には、馴染みのある大槍を振りかざす鬼神の姿があった。
 
 
 765 :761 :04/06/25 00:03 ID:nwU8zGtE
 「・・・まさか効果が切れていたとは思わなかったな。弓の」
 「・・・・」
  床に転がったがらんどうの兜は、もう慣れましたとばかり平然と話を続けている。
  本来身体となる部分はBDSにより窓の外へ塵となって飛んでいってしまったようだ。

 「まったく、余計な手間を取った。さっさとその鞄を開けようか。」
  アリスとカーリッツはすでに閉じ紐を解きにかかっている。
  自分はあのような細かいことは苦手だから口は出さない。

  まぁ、アリスがやってるんだからじきに済むだろう。
 「何が入っているのか・・・正直楽しみだな。」

  人間に青い箱を死に物狂いで集める、そんな輩が居ると聞いたことがあるが、
  奴等も今の私達と似たような心境なんだろうか。

  そんなことを考えていると、頭だけのレイドリックがつぶやいた。
 「新種の頭装備だといいなぁ・・」
  ぐるんと向きなおし、兜を掴みあげる。

 「今なんと言った?」
 「あぁ、騎士さまの顔をこんな間近で・・くんかくんか・・」
  我に返って兜を投げ捨てる。

 「あいたた・・いや、そんな大事に持っていたものとなれば
  人間にとって価値のあるものなんでしょうに。
  この城の住人しか持っていない帽子だって結構ありますからね。
  それならコレクションが増えて・・も・・も・・もえてんのかー!!」
 「ウィース!!」

  妙に息のあった兄弟を無視してアリスたちのそばに駆け寄る。
  手には愛用の大剣を携えて。

  アリスたちはまだ紐に悪戦苦闘していた。
  どうやら二人があれこれやっているうちにこんがらがってしまったようだ。

 「あ、もうちょっと待っててくださいね。こんなものすぐにといちゃいますから・・」
 「紐を解くなどみみっちいことしてられるかぁ!」

  振りかざした大剣は、アリスたちが離れる間もなく振り下ろされ、
  鞄ごと切れた紐はその中身とともに周囲に飛び散った。

     ぐちゃ。ねとろぉ・・

 「!!!!?」

  生暖かい感触、乾いた血のにおい、
  飛び散ったそれは彼女の顔にべたっと張り付き ゆっくりとずれ落ちていく。
  その後にはすっかり青ざめた顔が。

  剣風により一緒に吹き飛んだアリスがお尻をさすりながら
 「うわぁ、何ですかこれ・・・?」

  同じく吹き飛ばされたカーリッツがその飛び散ったものを見て
 「あー、これは監獄にいる奴らの舌ですなぁ・・
  成程、硬く鞄の口を閉じていたのは、匂いを外に漏らさないためだったんですな。」

 「ひいいぃぃぃっ!!!!?」
  いくら百戦錬磨の騎士とはいえ、この衝撃には耐えられなかったようで
  舌が散らばる部屋の中を、ただ呆然と立ちすくんでいた。
 
 
 766 :(○口○*)さん :04/06/25 00:03 ID:nwU8zGtE
  後日城の外にて

 人間のほかにガーゴイルを叩いて回る謎の剣士がいたとか何とか。
 
 「そういえば、部屋の片付けはお前がしてくれたんだそうだな。感謝する。」
 「いえいえ、それが私の仕事ですから。それに・・」
 
 
 「意外とおいしかったですよ?」
 
 「・・・え?」
 
 凍りつく騎士とそれを笑顔で見つめるメイドがここに。
 でもそれはまた別の機会で。
 
 
 767 :761 :04/06/25 00:06 ID:nwU8zGtE
  すいません、事の発端は監獄に狩りに行ったときに重量オーバーになって

 何がそんなに重いんだろうって見たら舌が70個あったって
 それで思いついちゃっただけなんですが・・
 
 名前2回ほど入れ忘れました
 注意不足ですわ
 

 773 :(○口○*)さん :04/06/26 22:29 ID:81Lbu2Qp
  おまいら大変だ。
 
 公式も一応認めているRAG-FES7。
 これのカタログの表紙に
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 深淵の騎士子たん(tu-kaもはや幼女)が剣士子たんと一緒にいる表紙なんだが。
 
 RWC行く人はこの機会に勝ってみてはいかがだろうか?(*'ω'*)
 
 
 774 :(○口○*)さん :04/06/27 01:21 ID:fmmX1y8P
  ぉぉぅ、深淵の騎士子だ・・・
 
 ここのスレの騎士子たんもここまで来るとはスゴイものだな・・・
 
 
 775 :(○口○*)さん :04/06/27 02:06 ID:3NksiXGJ
  描いたのが現ローディング画面の絵師らしい。
 
 …この調子でどこかに時計塔スレの方も描いて欲しいものよ。
 

 776 :(○口○*)さん :04/06/27 21:55 ID:q8Gk6W3X
  すまん、RAG-FES7のカタログって
 祈ってるプリさんの前にバフォまーちゃんとうさ剣士じゃないのか?
 探した筈なんだがこれしか見つからん…何処かに画像出ていないだろうか_| ̄|○
 
 ついでに、スレ違いではあるが
 何時もお世話になっている とりあえずの絵師様GJ。

 それを萌えと言わずに何を萌えと言う(1/20)
 
 
 777 :(○口○*)さん :04/06/27 22:29 ID:wLnAJ5ed
  ttp://www2.biglobe.ne.jp/~sanbo/ragfes/rag7p.html
 
 もしやこれのこと
 いや、もしかして全体図とかあるのか??
 

 792 :遅くなったが題して「レイドリック兄弟の旅日記」1/?? :04/06/29 19:19 ID:aHEEczqR
 剣「なぁ、弓の」
 弓「なんだ剣の」

 剣「新頭装備だがどうせなら我らの手で集めたいよなぁ」
 弓「それは一理あるな・・・だが我らが人間の狩場に普通に行くとなると
   人間に見つけられたときにそいつらの記憶を消さなくてはならないから
   すごく面倒だという壁がある」

 剣「そうだ、がその壁を消す方法がある」
 弓「ほう、してその方法とは?」

 剣「ドルイド様に頼んで 人になれる薬をわれらも飲もうじゃないか」
 弓「うむ・・・だがドルイド様をどう言いくるめるのだ?」
 剣「簡単なこと
   新頭装備を装備した深淵たんのSSを取らせると
   そう約束すれば簡単にもらえるだろう」

 弓「さすがは剣の、いい考えだな」
 剣「だろう?では今すぐ実行に移そうではないか」
 弓「今すぐやるのか?」
 剣「善は急げだ弓の」
 弓「(善なのかどうだか・・・)」
 
 
 793 :遅くなったが題して「レイドリック兄弟の旅日記」2/?? :04/06/29 19:34 ID:aHEEczqR
 剣「というわけでその人になれる薬をもらえないだろうか?」
 j「ふむ・・・その話乗りましょうかな」

 剣「おぉ、乗ってくれるか、弓の分も必要だから二つ頼む」
 j「分かりました、ではこれをお持ちになって・・・」
 剣「有難いドルイド殿、恩に着る」
 
 j「行ってしまわれたか・・・
   試薬品だがうまくいくかどうか・・・・」
 
 剣「弓の貰ってきたぞ」
 弓「さすがは剣の、二つ持ってくるなんて流石だよな」
 剣「説明書によると飲んだ後に眠ればいいようだ」

 弓「剣の質問がある
   我らはどうやってこれを飲むんだ?
   さらにどうやって眠るのだ」
 剣「KIAIと根性ださっさと飲んで眠れ」
 
 
 794 :遅くなったが題して「レイドリック兄弟の旅日記」3/?? :04/06/29 19:36 ID:aHEEczqR
  次の日・・・
 
 弓「剣の・・・起きろ!剣の!」
 剣「まだ・・・待ってくれ・・・深淵たんのSSを取ってない・・・」
 弓「寝ぼけたことはいいから起きてくれ剣の」
 剣「ん・・・どうした弓の」

 弓「剣の人にはなれたぞ」
 剣「おぉそれはよかった、してここはどこだ?」
 弓「分からないのか・・・・我らも死ぬ前に一度は来た事があるであろう
 
   初心者修練所だ」
 
 剣「ほぅ・・・なんでそんな場所に飛ばされてるのだろうなぁ」
 弓「さらに我らの服装を見ろまんまノービスのようだぞ、剣の」
 剣「ふむ・・・初心に戻ったみたいで楽しそうだな弓の」

 弓「分からんのか剣の・・・」
 剣「何がだ剣の」
 弓「我らのレベルが1の職業ノービスで初心者修練所なのだよ」
 剣「・・・」

 弓「やっと事の重大さが分かったか剣の」
 剣「・・・」
 弓「して、剣のどうやって責任を取るつもりだ?
   まさか効果の切れる時間さえも分から無いとは言うまいな?

 剣「マテ!今思い出してる・・・」
   思い出した、あれのラベルに書いてあったのでは二週間だ」
 弓「(ラベルぐらい読め剣の・・・
   これなら記憶を消しつつ狩ってた方が楽じゃなかったか・・・)

 剣「まぁ、気にせず行こうじゃないか
   レベルも上げればいいのだしな」
 弓「・・・なってしまったものはしょうがない、行くとするか」
 
 
 こうして二人の旅は始まりました。
 え?モンスターに相談持ちかけた方が楽だったんじゃないかって?

 ・・・そこら辺は外伝ってことにでもしてなかったことにしてください。
 では続くかどうかわからない旅日記をお楽しみください。
 

 799 :(○口○*)さん :04/07/01 01:30 ID:g/Eqo3qc
 各所某スレを読んでいたら自分も何か書きたくなってきました。
 ('A`;)実は文を書くの初めて。

 文体めちゃくちゃナニ言いたいのかよく分からないので
 通り電波だと思ってスルーして下さい。
 (((゜Д゜;)))もしかしたらスレ違いかも。。
 
 つ[深淵のお兄さん]
 

 800 :深淵のお兄さん :04/07/01 01:46 ID:g/Eqo3qc
  =グラストヘイム騎士団内=
 
 ドサッ
 何かが落ちる音。

 突然体が小さくなり鎧の重さに耐え切れず彼女は馬から落ちた。
 「つつ・・・どうして私がこんな目にあわなければならんのだ・・・」
 彼女はぼやく。

 受肉したせいでただでさえ管理しづらい体なのに、
 今度は突然体が小さくなるという謎の現象。

 いったいこれで何度馬から落ちたことか。
 ぼやきながら鎧から這い出てマントを体に巻きつける。

 「しかしどうしたものかな・・・
  カリッツは腰を痛めて療養中だし、アリスはその看護・・・

  こんな格好のまま部屋まで歩いていけないし・・・
  せめて馬に乗れればよいのだが・・・」

 流石にこの小さな体であの巨大な馬に乗ることはかなわなかった。

 そうやって試行錯誤していると
 愛馬のものではない、だが同じよう巨馬のひづめの音が近づいてくる。

 漆黒の馬、漆黒の鎧をもつ彼女と同じもの。
 深淵の騎士。

 その威圧感に彼女は思わず同種であっても身構えてしまう。
 そんな彼女を上から見下ろしながら"彼"は口を開いた。

 「・・・どした?」
 そのヤル気のなさそうな声を聞いて彼女の肩から力が抜けた。

 古城にいる彼女以外の深淵の騎士は皆 男なのだが、
 この男はそのなかで腑抜けというか、一番騎士の威厳に欠ける者だった。

 「・・・いや、なんでもないんだ・・・何でも・・・」
 「ん?ああ、しんぷちになったのか。南無」
 「・・・うるさいな・・・ほっといてくれ。」

 ぶっきらぼうに彼女が答えると、

 彼は手に持った大剣で器用に彼女をつまみ上げると
 巨馬の上、自分の後ろに落として言った。
 
 
 801 :深淵のお兄さん :04/07/01 01:48 ID:g/Eqo3qc
 「送ったる。」
 「要らん。貴様に送られるくらいなら自分で歩く。」
 「落ちんなよ。」
 「人の話を聞けよ!」

 しかし彼は騒ぐ彼女無視して馬を歩かせる。
 「カリツ、馬よろしく。」
 「心得ました。あるじ様」
 「ハァ・・・」

 何時からいたのか彼の従者が彼女の馬を引いてついてくる。
 彼女も観念したのか黙って彼のマントを握り落ちないようにする。

 「・・・(皆に見られたらなんと言われるか・・・)」
 「大丈夫ですよ。今は人間たちが来ている時間ですから皆出払っています。」

 彼女の心中を悟ったのかカリッツが耳元で囁く。
 「一見腑抜けに見えますがあれでいてあるじ様は優しく強い方ですから・・・フフフ」
 「・・・」

 いったいこの騎士とこの従者の関係はどんなものなのだろうか。
 彼女がそう思ったとき急に視界が明るくなった。

 騎士団から外に出たのだ。
 「眩しい・・・」
 彼女は目を細めて言う。

 「たまには外出ろ。」
 「うるさい。最近は人間共が頻繁に来るから駆除に忙しかったんだ。」
 「引きこもり。」
 「殴るぞ?」

 そんな二人をニコニコした顔でカリッツが見ている。
 「何がおかしい?」
 「フフフ、失礼しました。お二人がまるで兄妹の様でしたので。」

 「む、兄妹とはこういうものなのか?」
 「いえ、普通はそんなやり取りはいたしませんが・・・雰囲気が、です。」
 「妹か、いいねぇ・・・」

 そんなことを言う彼を渾身の力をこめて殴ろうとする彼女。
 しかし小さいカラダでは力も入らずポカスカと彼の背中を叩く程度にしかならない。
 そんな二人を見てまたカリッツは微笑む。
 
 
 802 :深淵のお兄さん :04/07/01 01:50 ID:g/Eqo3qc
  そのとき近くの茂みから一人の騎士が出てきた。
 その足元には最強の証である青い光・・・

 「Σ(゜∀゜ )ウホッ!!子連れの深淵ハケーン!?www」
 「くっ・・・こんなときに・・・!!」

 彼女は戦闘態勢をとろうとするが、鎧も無ければもちろん武器もない。
 そもそも他人の馬の背に乗っているから何も出来ない。
 騎士は剣を抜き深淵の騎士にかって走りだす。

 「(#゜Д゜)AGI=DEXの神速騎士の力見せてくれるわぁぁあ!!」
 「・・・BDS」
 「ツゥウウウハンドォクイッqwsでrftgyふじこlp;@:」

 さすが神速騎士。
 HPも無ければ装甲も紙。
 あえなく彼のBDS一撃で沈められた。

 「・・・南無。」
 「・・・南無ですわ。」

 少しばかりあっけない騎士の最後に彼女とカリッツはしばしの黙祷。
 そしてまた彼女の部屋へ向けて歩き出す。
 
 
 803 :深淵のお兄さん :04/07/01 01:51 ID:g/Eqo3qc
  しばらくして、彼女は船をこいでいた。
 「眠いか?」
 ・・・カクン

 「ハッ・・・いや、そんなことは・・・」
 「眠いだろ。」
 ・・・カクン

 「ウッ・・・だ、大丈夫だ。」
 「寝れ。」

 ここ最近の連戦で酷使された彼女の体は疲弊しきっていた。
 絶えられなくなったのか彼女は彼の背中に顔を埋める。
 しばらくしてスースーと穏やかな寝息が聞こえてきた。

 「頑張りすぎだ。」
 彼女が寝たのを確認すると彼は言う。
 その声は今までの間の抜けたものではなく凛としていた。

 「騎士団最強の少女とはいえ人と同じ体を持てば疲労は避けられない。
 いくら忙しいからといって自己管理を怠っては騎士失格だろうに。」

 「フフフ・・・突然どうしたのですか?」
 「妹か。そうだな、この古城の皆は俺の家族みたいなものだ。」
 「そうですね。」

 「だから心配なんだ。こいつは一人で何もかも抱え込みすぎる。
 いつか押し潰されてしまいそうな・・・そんな危さがこいつにはある。
 だから見守っていてやりたいと思ったんだ。」

 「まぁ。妬けますわね。」
 「ふん、何を言う。俺はお前一筋だ。」
 「フフフ・・・」
 「・・・すー・・・すー・・・・・・んんぅ・・・」
 彼の背中で眠るのは、漆黒の騎士では無いただの少女だった。
 
 
 804 :(○口○*)さん :04/07/01 03:07 ID:eLu2AgmV
  おぉー、これはかっこいい深淵さんですね。
 昼行灯を装ってはいるが実は…というのもおいしい。
 …というか、この世界の騎士はみんなこんなんかい!
 
 
 805 :(○口○*)さん :04/07/01 06:01 ID:jliQuIKR
  昔アラームたんスレにいた深淵の騎士を彷彿とさせる深淵さんだなぁ。
 しんぷちたんとの絡み、GJ!(*´∀`)b
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 しかし・・・・・・・・・・・・逆毛深淵の内藤さんもいたりするんジャマイカ、と
 電波を受信しちまった漏れはどうしたらいいですか?
 
 
 806 :(○口○*)さん :04/07/01 06:07 ID:BRMTfQir
  >>805
 お前達のいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。
 鎮める方法は俺が知っている、俺に任せろ!
 
 つ[電波を形にしてアプロダに送信する]
 
 
 807 :(○口○*)さん :04/07/01 06:21 ID:jliQuIKR
  >>806
 OK、スレにふさわしいかどうか分からないけど、癌張って電波を形にしてみるよ!
 
 
 正直書く前からスレ汚しになるんではないかとびくびくしている人(1/20)
 

 809 :(○口○*)さん :04/07/01 22:33 ID:DK55sDVN
  お前ら!「深淵のお兄さん」をもう一度よーく読み返してみろ!
 お兄さんも燃えるが新境地を開拓していることに気が付く香具師はいないのか!?
 
 従者になっている女性カリッツに萌えた香具師(1/20)
 
 
 810 :あぷろだの中の人 ◆CWQ4dA3iaE :04/07/01 23:28 ID:tKk6kzI/
  再誘導しておこうかね

 アプロダが重力状態になるので

 容量でかくて(約190Mまで保管可能)
 軽い(スクリプトをphpにしてみました)のを用意しますた

 つ[ http://f26.aaacafe.ne.jp/~fianel/ ]
 扉絵募集中ですはい(えー
 
 
 811 :(○口○*)さん :04/07/02 03:05 ID:xaUMojOO
  >>809
 !! …気づかなかった
 
 
 812 :(○口○*)さん :04/07/02 11:11 ID:/vOQjYga
  >>805
 深淵の内藤
 「今wwwww個々にwwwwwwww斎w京wのw岸wwwwwwことwwww
  神苑のwwww内藤wwwww加ww齢にwwwww
  後www輪wwwwww!!11111!!1!」

 化率
 「マキシマイスパワー!! うはwwwwwww
  みwなwぎwっwてwきwたwぜwーwwwww!!!11111!!1!!1!」
 
 こうですか?わかりません!
 
 
 813 :(○口○*)さん :04/07/02 11:45 ID:EICkG9x3
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | 鎧1個獲得
 | エルニウム 1個獲得
 | 深淵の騎士カード 1個獲得
 \
    ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
    |ヽ/ | |.ヽ/|
    ヽ) _|o| |/
    ∋ 皿`)∈. _、
   (((~ゝ;;;;;;;;/(  j∋
  、_ ,ノ ^ll々_ノ;;-*if
  Σ" [__]} >   ノ
    "'--し   ,,ノ'
      ).jl i ̄
     / .i__ L_
     ^v'  ^'

 814 :805 :04/07/02 13:33 ID:EB1K1HMQ
  電波がやってまいりました。
 書き込む前から謝っておきます。ごめんなさいっ。
 
 『深淵の内藤』
 
 「けほっ・・・けほっ・・・」
 しんぷち状態になってから数日間、深淵の騎士はずっと寝込んだままだった。
 疲労もあったが、季節の変わり目のせいか体調を崩してしまったのだ。

 カーリッツやアリスが心配そうに見守る中、
 医療の知識を備えたイビルドルイドはこう診断を下した。

 「どうやら夏風邪をひかれたようだな。
  受肉して肉体に大きな負担がかかっているにも拘らず、
  人間共と戦い続けたおかげで騎士殿の身体はすっかり疲弊している。

  本来ならば我々が風邪などひくはずがない。それほど弱っているということだ。
  しばらく戦いから離れて養生するとよろしかろう」

 「そんなことを言っていられるほど、
  城の人員に余裕があるわけでも・・・けふっ、けふっ!」

 「騎士殿、ドルイドの言う通りです。
  そのようなお身体で戦場に出られましても、却って無理が生じるだけです」
 「そうですよ、騎士様。時にはお休みになるのも仕事の一部です」

 不満そうな表情でベッドに伏せる騎士を、カーリッツとアリスがなだめる。

 「とは言え・・・私の代わりを誰がすると言うのだ?
  城も、騎士団も手一杯の筈・・・クシュン!」
 「いざとなりましたら、私だけでも戦場にはせ参じる覚悟でございます」

 「カーリッツ。お前だけで抑えられるほど、人間は甘くないぞ・・・っくしゅ!
  たとえ病状にあったとしても、戦場に出ることが私の使命・・・げほっ!げほっ!
  アリス、私の鎧を持て・・・・・・・・・ックシュン!・・・ずび・・・」

 「ほらほら騎士様。それどころじゃないですよ」
 アリスは鼻紙を手渡して騎士をたしなめた。
 
 
 815 :805 :04/07/02 13:34 ID:EB1K1HMQ
  「騎士殿!風邪をひかれたというのはまことか!?」
 部屋にやってきたのはダークイリュージョンだった。

 「ダークイリュージョン殿・・・かたじけない。
  城を守る役目を承っておきながらこの有様・・・っくしゅ!」

 「よいよい、大体騎士殿は無理をしすぎるのじゃ。
  体調を崩した時ぐらい周りに甘えてもよいのじゃよ」

 気位が高いダークイリュージョンにはしては珍しく、優しく深淵の騎士を励ます。

 「ですが、彼らにも言ったように人手が足り・・・ふえっくしゅ!」
 「なぁに、お主ならそう言うと思って代わりを連れてきたぞよ。入れ!」

 「うはwwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwっうぇwwwwww」

 そこに現れたのは、赤い髪を逆立てたむさ苦しい男だった。
 にやにやと薄ら笑いを浮かべて深淵の騎士を見る。

 「な、なんだ!?」
 「今wwwwwwここにwwwwww西w京wのw岸wwwwwwWwことwwww
  深w淵wのw内w藤www鰈wwwにwwwっうぇwwww
  惨wwwww状wwwwwwww!!!1!!!1!!!

 「こやつはつい最近受肉したばかりの男なのだが、
  どうにもうるさくて持て余し・・・もとい、
  いや、こう見えても腕は立つのじゃよ。のう?」

 「うはwwwっうぇwwwwww
  俺w様wwwwwww斎wwwww京wwwwwwすぎwwwwっうぇww」
  修w正wさwれwるwねwww!!!11!!!!」

 深淵の内藤と名乗るその男はぶんぶんと大剣を振り回しアピールする。
 狭い部屋なので、装飾品がぶつかってがちゃん、と無惨な音を立てる。

 「もしや・・・ダークイリュージョン殿・・・厄介払いではないのですか?」
 騎士は熱で潤んだ瞳をダークイリュージョンに向ける。

 「い、い、い、いや、そんなことはないぞよ?
  お、わらわは急に用事を思い出したのでカタコンベに帰らねば!
  ともかく、安静にしているのじゃぞ!」
 そう言うとダークイリュージョンは慌ててテレポートで消え去ってしまった。

 「うはwwwwwwwwwwwwワロチwっうぇwwwwwww」
 深淵の内藤以外、みな唖然としていた。
 
 
 816 :805 :04/07/02 13:35 ID:EB1K1HMQ
 「た、大変ですっ!人間共が侵入して参りましたっ!!」
 その沈黙を破ったのはレイドリックの報告だった。

 「騎士様!!ともかく私はこの男と共に行って参ります!」
 「ま、待て!カーリッツ!」

 「アリス、騎士様を頼むぞ!!何としてもベッドに押さえつけておいてくれ!」
 「は、はい!分かりました!」

 「こら!カーリッツ!!!ごほっ!ごほっ!!」
 「レイドリック、人間共はどこだ?案内せよ。
  それから内藤殿・・・一抹の不安が残らないでもないが、
  我らが騎士様のために戦ってくだされ!」

 「まwかw汁wwwwwwwっうぇwwww!!!!!111!!!」
 「待てぇ!か、カーーーーーーーーリッツゥゥゥゥ!!!!!!!」
 

 「内藤殿、私がグリムトゥースで人間共の動きを止めます。
  そこを内藤殿がブランディッシュスピアで一網打尽にしてくだされ!」

 「無理wwwwwwwwwwBdsないwwwっうぇwwwww」
 「な、なんですと!?」

 「ボーリングwバッシュwwwwwwとっちゃったwwwっうぇwww
  しかもwwwwww漏れwwwwww両w手w剣wAGI型wwっうぇwwwwww」

 カーリッツは愕然とした。今更ながらこの男と共闘しなければならないのだ。
 頭が痛い。こんな感覚を味わうのも久しぶりだった。

 「でしたら、囲まれるのは避けましょう。
  スタンさせますのでそれを一個ずつ撃破していくという戦法で!」
 「うはwwwwwwwwおkwwwwwっうぇwwwww」
 
 
 817 :805 :04/07/02 13:37 ID:EB1K1HMQ
 「やっべ、深淵来た!今まで湧かなかったのに!」
 「前衛さん、なんとか抑えて!他のは無視して深淵に集中!WIZさんSG!」
 「おっけ!いっくよー!」
 
 猛烈な吹雪が押し寄せる。
 深淵の内藤は凍り付いてしまった。

 「あぁっ!いきなり固められてしまうとは・・・なんたる情けない・・・」
 「wwwっうぇwwww寒wっうぇwwwwwww」
 カーリッツは嘆いた。同時に如何に自分の主が偉大であったかを思い知る。

 「しからば、我のみでなんとか打破するのみ!いくぞっ!!」
 内藤など当てにならんとばかりに、カーリッツはサーベルを振るって冒険者に襲い掛かる。
 今ここで撃退されてしまっては病床に臥せっている騎士に余計不安を与えてしまうだけだ。

 「どりゃぁぁぁぁっ!」
 しかし、いくらカーリッツといえども一人で冒険者達を相手にするのは厳しい。
 冒険者達は凍った深淵を後回しにしてカーリッツに集中攻撃を浴びせてくる。

 「く・・・我も主なくてはただの骸人形か・・・落ちたものよな・・・」
 意識とともに崩れ落ちそうになる身体を、精神力だけで持ちこたえさせる。

 「ならば、せめて刺し違えてでもこやつらを止めてみせるわっ!」 
 「ファイアーボルトッ!」
 炎の弾丸がカーリッツを直撃した。

 「もはや・・・これまで・・・」
 精神力だけで繋ぎとめていた身体が崩れ落ちそうになったその瞬間。

 「ツwーwハwンwドwwwwwwクwイwッwケwンwwwww!!!!11!!!!」
 「やばっ、氷溶けた!」
 「しかもこの深淵なんで2HQ使ってくるの!?」
 「はえぇ!はえぇよ、こいつ!」

 「うはwwwwwwww俺w
  HAEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!1!!!1!!!!」

 形勢逆転。冒険者達は見慣れぬ深淵の内藤の攻撃に明らかに戸惑っている。
 「内藤殿!」
 「うはwwwwっうぇwwwwwサポよろwwwwwwwっうぇwwwww」

 カーリッツは残り少ない精神力を振り絞る。
 「マキシマイズパワー!!!」
 「みwwwwwwなwwwwwぎwwwwwwっwwwwwwwて
  きwwwwwwwwwたwwwwwwwwwぜwwwwwwwwっうぇwwwwwww!!!!!!1
  食らえwWw伝説wwwwのwwwww剣技wwwww
  ボwウwリwンwグwバwwwッwwwwシュwwwww!!!11!!」
 
 
 
 818 :805 :04/07/02 13:40 ID:EB1K1HMQ
 「な、なんかこいつら気持ち悪いよっ!
  なんかこう、相手してると身の毛もよだつって言うか・・・」
 「お、俺もだ!やべぇよ、こいつら!」
 「撤退、撤退だぁ!!」
 
 こうして深淵の内藤とカーリッツはなんとか冒険者達を追い払うことが出来た。
 その旨を騎士に伝えると、彼女は意外そうに驚いたが、一方で安心したのか自ら休むと言い出した。

 深淵の騎士の病状が回復すると、内藤はダークイリュージョンの元に惜しまれつつも返されたそうな。
 
 めでたしめでたし。
 
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 そして後日談。
 「きたな、人間共め。いくぞ、カーリッツ!!」
 「うはwwwwwwwwwwおkwwwwっうぇwwww!!!
  マwキwシwマwイwズwパwワwーwwwww」

 「カ、カーリッツ・・・?」
 「みwなwぎwっwてwきwたwぜwwwっうぇwwww!!!!
  はっ!つい癖が!!!1!1!」
 
 
 819 :805 :04/07/02 13:43 ID:EB1K1HMQ
  文章を書いたのは初めてなので、この辺が限界です。
 拙い文章ですが、ご勘弁下さい。
 しかも812さんにぴしゃり予想されてるし・・・もうだめぽ_| ̄|○
 
 
 820 :(○口○*)さん :04/07/02 14:03 ID:2LUuqSiT
  うはwwwwwGwJwwwっうぇwwww
 
 
 821 :(○口○*)さん :04/07/02 14:23 ID:3Ba1UF0M
  805氏の前発言(805)を考えずに
 もう一つ上の深遠のお兄さんが来ると思って読み始めたので
 余計に噴いた
 wWw
 (・∀・)ノ GJ
 
 
 822 :(○口○*)さん :04/07/02 15:10 ID:nB6OWWEK
  逆毛スレに宣伝だな
 
 
 823 :(○口○*)さん :04/07/02 15:27 ID:GpXZNprg
  逆毛な奴等が乗り込んで支配されないように祈る
 
 
 うはwwwwwwwww無理wwwwwサポシwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwっうぇ
 
 
 824 :(○口○*)さん :04/07/02 15:56 ID:nB6OWWEK
  >>823
 既にお前が支配されてるぞ
 
 
 825 :(○口○*)さん :04/07/02 18:02 ID:T3uF+iJH
 >「無理wwwwwwwwwwBdsないwwwっうぇwwwww」
 >「な、なんですと!?」
 >「ボーリングwバッシュwwwwwwとっちゃったwwwっうぇwww
  しかもwwwwww漏れwwwwww両w手w剣wAGI型wwっうぇwwwwww」
 
 禿ワロチwwwwwwwwwっうぇwwっうぇww
 
 
 826 :(○口○*)さん :04/07/02 19:31 ID:uBx2FTR9
 つーか、深淵の中にも両手AGI型とか神速槍型とか分かれてるってことなのだろうか…。
 
 しかし>>805wwwwwwwwwwwwWwGJwwwwwwwwwっうぇww
 
 
 827 :(○口○*)さん :04/07/02 21:37 ID:/RVOPGlJ
  >>826
 内藤は特別wwwwwww
 
 だって内藤wwwだwかwらwwwwwwww難でもおkkkkkkwwwww
 
 
 832 :(○口○*)さん :04/07/02 23:25 ID:hdEJDgJV
  >>825
 彷徨う者
 「・・・・・そうじゃな、
  両手AGI剣士なんて過去の存在なんじゃな・・・・・」←現お察し下さい型

 カリツ
 「・・・・・今宵は付き合いましょう。
  私もかつて通った道ですからな・・・・・」←旧お察し下さい型


 828 :(○口○*)さん :04/07/02 22:22 ID:IlG7wHXV
  ヤッベ、深淵の内藤に惚れそう(*゜∀゜)=3
 

 830 :(○口○*)さん :04/07/02 23:14 ID:roQGdqCy
  グラストヘイム騎士団を統括する血染めの鎧

 血騎士と呼ばれるそれは、
 かつてグラストヘイムが人の住まうところであった頃の代々の騎士団長の想念が宿っており

 ある時は練達の老将、
 またあるときは勇猛果敢な猛将や深謀に富んだ智将、可憐な女騎士であったりする

 そして今、新たな魂がその鎧に目覚めようとしていた…
 

 「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇ」
 
 ブラッディ内藤の誕生である
 
 
 
 
 
 こうですか?わかりません!
 
 
 831 :(○口○*)さん :04/07/02 23:18 ID:uBx2FTR9
  >>830
 どうでもいいが
 「ブラッディ内藤」っつーあまりにもあまりな名前にアミノ式を思いっきり吹いた。